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zoom RSS とても素敵な双子姉妹の物語♪ 〜『こまどり姉妹がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』(‘09)

<<   作成日時 : 2009/11/29 21:33   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 13 / トラックバック 0 / コメント 2

画像みなさん、こまどり姉妹ってご存知ですか?!そーですそーです、厚化粧につけまつげ、着物姿で熱唱している姿を”年忘れにっぽんの歌”とか、そーゆー懐メロ番組で見たことがあると思います。
’現在71歳になられてるんですが(!)、いまだに現役でステージに立っておられます。
そんな大御所の生い立ち、現在の様子を追ったドキュメンタリーが作られました。ゴールデンカップスのドキュメンタリー『ワンモアタイム』(’05)、大ヒット歌謡曲をテーマにしたショートストーリーを集めたオムニバス映画『歌謡曲だよ、人生は』(’07)と、”日本の音楽”をテーマにした作品を作っているアルタミラ・ピクチャーズが制作した『こまどり姉妹がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』(’09)です。

懐メロ好きなわたくしですが、さすがにこまどり姉妹のヒット曲は知らなくて(苦笑)。お名前は知ってたんですが。今回は、北海道からレコード漁りに上京した歌謡曲マニアの友人と一緒に鑑賞したんですが、彼女はこまどり姉妹のヒット曲、『ソーラン渡り鳥』(’61)、『三味線姉妹』(’59)、『涙のラーメン』(’63)を知ってました(笑)。
朝9時30分に新宿で待ち合わせをして、そのまま劇場へ。モーニングショー、朝一回の上映のみ。劇場前で、前売り券が余っているというおじさんにチケットを譲っていただいて(ラッキー♪)入場。かなりお客さん入ってました。しかも若い女性も多いです。どこでこまどり姉妹を知ったんでしょうか(笑)。最近よくTVに出てらしたみたいですが。

画像’38年に北海道の釧路で、炭鉱夫の家に双子として生まれた長内栄子(姉)・敏子(妹)。戦中は樺太(現在のサハリン)に住むも、終戦後に再び北海道へ戻り炭鉱町を転々とします。やがて家賃が払えず夜逃げをした一家。この頃から、母親がやっていた門付け(家一軒一軒をまわって三味線で歌い、収入を得る仕事)を双子姉妹がやるようになり、家計を支えるようになります。
やがて流しのお兄さんに誘われ帯広へ行き、飲み屋を歌い歩く”流し”として生活します。

’51年に一家で上京し、山谷(!)で寝泊まりしながら、浅草で“流し”の日々。やがて16〜7歳の頃にはお座敷から声がかかるようになり、生活は安定します。

そして’59年。コロムビアの大物ディレクターの目にとまり、作曲家・遠藤実のもとで本格的な歌手としてのレッスンを受け、”並木栄子・並木葉子”の芸名で『浅草姉妹』でレコードデビュー。この次のシングル曲が『三味線姉妹』。わたくし、こまどり姉妹のヒット曲は知らないって書いたんですが、これ、この曲は聴いたことありました!こまどり姉妹の曲とは知らなかったんですよねぇ(汗)。冒頭の”おねぇさんのぉ〜 つまび〜く〜 三味線に〜♪”というフレーズ&メロディを聴いて”あ!!聴いたことある!!”と思わず反応しちゃいました(笑)


○こまどり姉妹『三味線姉妹』(’59) 冒頭にセリフあり(笑)。門付けの様子が目に浮かびます。

 http://www.youtube.com/watch?v=LGdw5rEvVYE


’60年、芸名を一般募集。美空ひばりにあやかって鳥の名前にしたいという姉妹の希望を汲んだ”こまどり姉妹”に決定。この頃、日活映画に出演しているようです。こまどり姉妹が出てる映画があったんですねぇ〜。知らなかったですぅ。

’61年にはNHK紅白歌合戦に初出場(以後7年連続出演)。この年『ソーラン渡り鳥』リリース。

○’65年暮れのNHK紅白歌合戦より『恋に拍手を』。三味線弾きながら歌う2人のカッコよさと言ったら!

 http://www.youtube.com/watch?v=EPdG-GxNpjI


画像華やかな活動を続けていた’66年。鳥取のステージで、姉に結婚を迫っていた18歳の熱狂的ファンが、姉と間違え妹・敏子を刺してしまいます。確かひばりさんもファンか誰かに塩酸かけられてますネ。運ばれる敏子さんが写った当時の新聞記事が出ましたが、こんな写真デカデカと載せてたんですねぇ、当時の新聞は(驚)。首を切られまいとかばった腕に重傷を負い、医者から”もう三味線は弾けないでしょう”と言われたそうです。
この時に二人は芸能界を辞めようと思ったそうですが、事務所の会計担当がちゃんと納税してなかったことが発覚。辞めようにも辞められず、壮絶なリハビリを経て敏子さんは仕事に復帰(驚)。

そしてまだ不幸が2人を襲います。’71年、なんと妹・敏子さんが仕事先の大分で倒れ緊急入院。子宮がんが肺に転移した状態の末期がんと診断されてしまいます。すっかり絶望してしまった敏子さんですが、姉・栄子さんの献身的な介護にだいぶ助けられたそうです。しかもこの年、5月に母、10月に父を相次いで亡くしてしまいます。
手術は済んだものの、死の恐怖と闘っていた敏子さん。1年もたないと言われていたのが、2年、3年と無事に過ぎ。。。。なんと完治してしまったのです!!(驚)。”両親が身代りに天に召されたのかもしれませんね”というコメントにグッときてしまいました(涙)。

’73年に浅草で引退興行を行い、その後に入っていたスケジュールは姉・栄子さん一人でこなしたとのこと。すごいなぁ〜。この時に運命的な出会いをされたそうで、子供も授かったんですが、ひとりぼっちになってしまう妹・敏子さんのことを思った栄子さんが結婚を断念。お相手の方も大変優しい方だったそうで、快く了承してくれたとのこと。栄子さんはシングルマザーとして子供を育てたんですね〜〜。この辺も時代を先取りしてらっしゃったんですね(笑)。
当時は”未婚の母”なんてことでスキャンダラスなネタとして芸能紙にいろいろ書きたてられたそうです。

ここから数年は一般人として生活をされてたそうです。”落ち目の芸能人”としても対応もされたなんておっしゃってました。ひどいことをいう人もいたみたいですね〜〜(怒)。

’83年からこまどり姉妹として再びステージにあがるようになり、現在に至る、ってな感じでしょうか。

画像71分という短い上映時間があっという間!!波乱万丈の物語とはこのことですネ。いろいろな経験をされてるからこそ出てくる“芸の厚み”とでもいいましょうか、とにかくね、お二人とも可愛く見えてきてしまいます(笑)。
個人的に興味深かったのが、’60年代後半のミニスカートやGS(グループサウンズ)が流行った時代のこまどり姉妹。なんと茶髪にミニスカートなんてお姿をされてたんですねぇ(驚)。着物のイメージがあるんで、洋装のこまどり姉妹がとても衝撃的で(笑)。その頃に出したシングル曲(写真←)がまた名曲だったりするんですよねぇ〜。

○こまどり姉妹&ウィンド・ミルズ『恋の風車』(’69)。モロにGS歌謡な曲ですナ。”たまらぁっなぁ〜い♪”

 http://www.youtube.com/watch?v=9pKK-pLYQZw&feature=related


素晴らしいですね〜、こまどり姉妹。歌謡曲マニアの友人に焼いてもらった、100円ショップ・ダイソーで売っていたという(笑)こまどり姉妹のCDをリピートする今日この頃でございます♪
そうそう、この素晴らしいドキュメンタリー映画を監督した片岡英子さん、なんとわたくしと同年齢!(驚)。これもびっくりでございました(笑)。

さて、私たちが見たテアトル新宿での上映はすでに終了しているんですが(27日まで)、28日(土)からシネカノン有楽町2丁目に継続されて上映されてます!!たくさんの方に見てほしいドキュメンタリーです(別にこまどり姉妹事務所の回し者ではございません/笑)。お時間ある方はぜひ♪


○『こまどり姉妹がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!』予告編はこちらで見られます(オフィシャルサイト)

   http://www.komadorishimai.com/


 

 







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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こまどり姉妹・・デビュー当時は可愛かったんですね^^;
僕の母も同年代で双子です^^;ザ・ピーナッツの前に活躍してたんだ
元祖双子・・アイドルみたいな感じだったのかな?ミニスカート&茶髪
流行が廻って現代でに合ってますね^^
年末年始にお見かけするくらい、妖怪のような・・・あと20年はやりそうなのが恐いですね^^;
サムソン・クツワダ
2009/12/02 13:06
うちのおふくろとも同世代だなぁ〜。
いや〜〜、まだまだがんばってもらわないと(笑)。ってか今のうちにリサイタル見とかないとっ!!
ふぁぶ
2009/12/06 16:02

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