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zoom RSS 様々な”音”との出会い  〜JAZZ ART せんがわ 2014〜

<<   作成日時 : 2014/09/08 03:42  

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いや〜〜、涼しい日もちらほらでてきましたネ。5月から新しい職場でなんとかがんばっております。ま〜〜、いろんなことがありましたが(笑)、職場のみなさんがイイ方ばかりなのでだいぶ救われております。

さて、ついに行ってきましたよ。去年の夏、夜更かしして朝方にネットで見つけた、フリージャズフェス”JAZZ ART せんがわ”。ヒカシューの巻上公一さんが中心となって運営している手作りフェスなんですね、これが。坂田明さん(Sax)や佐藤允彦さん(Piano)が出るとの事でこりゃ行かなきゃと、少し仮眠してから向かったんだよなぁ〜〜。もうフェス2日目だったこともあって結局、坂田明さん、ジム・オルークを中心としたクインテットを見ただけだったんですが、”来年こそは2日間まるまる見てやるゾ!”と心に誓ったのです(笑)。

『JAZZ ART せんがわ 2011』の様子。こんな感じのフェスです。

http://www.youtube.com/watch?v=kXj7_danl1w

そしていよいよ2014年!しっかり2Dayパスをゲットして(笑)、6日(土)と7日(日)行ってまいりました♪
今の職場は基本、水曜・土曜休みなんですが、あらかじめ7日(日)は休み申請。ぬかりはありませぬ(笑)。
まずは1日目。ちょうどお昼くらいに京王線仙川駅に到着。会場のせんがわ劇場へ行って2Dayパス&パンフ類&入場整理券をもらい、最初の公演が始まる前に腹ごしらえをと、街ブラ。駅前にあるツタヤでレンタル落ちのRCサクセションのベスト盤、’80s洋楽のクラウデッドハウスを購入したりしてたら時間が(汗)。結局、ファミマでおにぎり類を買い込んでたら開場時間になったので戻る。


画像最初のプログラムは坂本弘道(ベース)、スガダイロー(ピアノ)、山本達久(ドラム/エレクトロニクス)のトリオ演奏にホナガヨウコ(ダンスパフォーマンス)、伊藤キム(声と身体のパフォーマンス)が絡む即興セッション。
最初の一音からピシッ!!と空間に緊張が走る、これぞフリージャズ!!ってな感じ。
山下洋輔さんに師事したというスガダイローさんのプレイはほんと無駄なフレーズが一つもない、聴いてて全く飽きない、思わず引き込まれる演奏。もちろん他の方も隙の無い演奏。坂本さんは電動ドリルのボディまで持ち出して(笑)”こんなベース演奏の仕方があるのか?!”ってな驚きの連続。渡辺さんも研ぎ澄まされたドラムプレイはもちろん、エレクトロニクスを絡めたドラミングも口あんぐりでした。

この凄まじい演奏に絡むホナガさん、キムさんもまた個性的で(笑)。ダンスパフォーマンスなるものに全く想像がつかなかった自分も思わず引き込まれてしまいます。最初に出てきたのはホナガさん。彼女の動きにシンクロしてトリオ演奏が2人になったり1人になったり。各パートとの1対1の対決(笑)も。
続いて出てきたのが伊藤キムさん。スーツ姿にスキンヘッド、むか〜しのタモリばりの黒いアイパッチをつけたキムさん、超怪しいっす(笑)。しばらくじっと立ちつくしたあと、おもむろに“出席を取ります”には笑ったなぁ。“この人お笑いの人か?”と勘違いするくらい笑いを取ってました。トリオとホナガさんも加わった全員でのパフォーマンス中でもヘンな事をして、スガさんと渡辺さんが吹き出してしまい困ってました(笑)。
結局、キムさんが全部おいしいとこ持ってった感じでしょうか(笑)。


7月に『題名のない音楽会』で師匠の山下洋輔さんと共演したスガダイローさん。

http://www.youtube.com/watch?v=YmxfY-px660

ホナガヨウコさんはこんな活動をしている方だそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=zgKgdDH5DqU


次の公演の入場整理券をもらい、また街ブラ。次の開場時間まで1時間あるので(笑)。途中の公園でJAZZ ART せんがわ関連の無料ストリートライブがやってました。親子連れもたくさん見ていて、なんかほんわかした風景でした。少し歩いて島忠ホームズがあったので入り、そこのフードコート内のモスバーガーで腹ごしらえしつつパンフを読む。


画像次の公演はジャワ島からきたセンヤワと内橋和久(ギター/ダクソフォン)のセッション。センヤワは民族音楽的な特殊な歌唱法で唄うルリー・シャバラと、竹を使った特殊な自作楽器を演奏するヴキール・スヤディーの2人組。内橋さんのアヴァンギャルドなギターと、ワールドミュージック的な呪術的ヴォーカルの奇妙なグルーヴが凄い面白かったなぁ。2曲くらいやった所で巻上公一さんが登場。テルミン、トランペット、ヘンな声(笑)でセッションに加わります。ルリーとの“ヘンな声“対決も大変面白く(笑)、こーゆー新たな”音”と出会えて大変満足したセッションでした♪

このセッション終了後、巻上さんはそのまま残り、引き続きヒカシューと沖至さん(トランペット)のセッション。沖至さんといえば、’70年代初めのフリージャズ黎明期から活動しているトランペッターですよ。デビューアルバム『殺人教室』の中の”水との対話”って曲では、洗面器に入れた水の中にトランペット入れて吹いてましたからネーー(笑)。以前このブログで記事にしたことがある、羽仁進監督の前衛映画『午前中の時間割り』(’72)でも、本人役で出てました。その後はフランスに渡ったんだっけ。。。。。まぁ、とにかく、スゴイ人なんですよ〜。
巻上さん率いるヒカシューは、日本のテクノバンド御三家のひとつですよ、ハイ。自分はちゃんと聴いたことがないんですが(汗)。この当時とはだいぶ音楽性は変わったのでしょうか?(って誰に聞いてんだ/汗)。ほぼヒカシュー初体験はわたくしの印象ですが、とにかくカッコ良かった!!前衛的な部分と、ポップな部分、ロックな部分がうま〜〜くブレンドされてまして。CD集めてみようかなぁ。
最後はセンヤワと内橋さんも参加してのセッション。ヒカシューの『パイク』で幕となりました♪


NHK『600こちら情報部』’80年放送”テクノポップって何?”よりテクノ御三家。P−MODLE→ヒカシュー→プラスチックスの順番です。

http://www.youtube.com/watch?v=L1yrRv7Oiig

センヤワ。こんな2人組です。

http://www.youtube.com/watch?v=TXnnFc4ZJmw

近年のヒカシューのライブ(2013)

http://www.youtube.com/watch?v=zxcsR8AtzHs


画像次の公演の入場整理券をもらってすぐに駅前へ。前の職場の後輩が仙川在住なので夕飯を一緒に食べようと待ち合わせしてました。ってか、晴れてたのに会場出たら雨降っててびっくりですよ(汗)。甲州街道に出て居酒屋(?)天狗へ。最近の職場の様子やら愚痴を聞きながら(笑)マグロ丼を食らう。
入場時間が近づいたので会場まで歩きながらダベり、今度飲みに行きましょうと約束してお別れ。
この日最後の公演は坂田明(サックス)、アンドレア・チェンタッツォ(ドラム/エレクトロニクス)、藤原清登(ベース)のトリオ。せんがわ劇場は定員100人くらいの小さな会場なんですが、こーゆー小さなハコで、坂田明さんのような大物ミュージシャンを間近で見られるなんて。。。。。ほんと素晴らしいフェスだと思います。
このトリオは、イタリアで行われた3・11震災のチャリティライブにこの3人それぞれが別バンドで出演していて、アンドレアのデュオの相方が、娘さんが交通事故に遭ってしまい病院へ行ってしまうとのことで今回の3人のトリオが急遽編成されてやったところ、お互い凄い良かったらしく、またいつかやろうと約束していたそうです。その約束が今回果たされたと。なんかイイ話ですナ。
え?演奏ですか?!そりゃ悪いわけないでしょう!!!!(笑)

近年の坂田明さんのライブ。’11年、スガダイロー(ピアノ)、小山彰太(ドラム)とのトリオ。

http://www.youtube.com/watch?v=bpNL2A4v8uM



画像さて、7日(日)フェス2日目。最初の回は見送って、家で惰眠を貪ってました(笑)。昼1時過ぎに家を出て仙川へ向かう。今日は15時くらいに到着。無事に整理券を受け取り、駅横のKEIOストアでパンや飲み物を買って島忠ホームズのフードコートへ直行。腹ごしらえをして開場時間まで時間潰し。
これから見るセット、前半は巻上公一(テルミン、トランペット、ヴォイス)、パール・アレキサンダー(ベース)、柳家小春(三味線)のトリオによる即興セッション。弱音の三味線がいるせいか、比較的静かな演奏。しかし小春さん、ヤスリみたいなモノを使って弾いたり、古楽器を弾いたりかなり面白いことしてました。持っていた巾着袋がキティちゃんの柄だったのをオイラは見逃さなかった(爆)。どんなに激しい演奏をしても、品がいいのでまったくアヴァンギャルドな感じがしない、不思議な感じでしたね〜。あ、それとベースのパール嬢、すんごい綺麗な方でした❤

続いてネッド・ローゼンバーグ(サックス/バスクラ)、サム・ベネット(ドラム)、昨日センヤワと共演していた内橋和久(ギター/ダクソフォン)のトリオR.U.Bの即興セッション。
いや〜〜、これがまた素晴らしくて♪循環呼吸を駆使してミニマルなフレーズを延々吹き続けるローゼンバーグ、激しいギターソロを炸裂させる内橋氏、そこにロックなベネットのドラムがのって。。。。。。会場がかな〜〜〜り盛り上がりましたね、これは。純粋なジャズというより、ジャズロック的な感じでした。
最後に前半に出た小春さん、パール嬢、巻上さんも参加してのセッション。とにかく次から次へとカッコいいリズムを繰り出すサム・ベネットさん、サイコーです!!!

別ユニットThe BRTでのネッド・ローゼンバーグ&サム・ベネット。

http://www.youtube.com/watch?v=t0f_4MKHAjs

ネッド・ローゼンバーグのバス・クラリネット・ソロ

http://www.youtube.com/watch?v=L7lL5kLAeBY


無事終了し、次の公演の整理券もらおうと思ったら行列が!!誰目当ての行列だろかとふと考える。最後のセットは坂本弘道(ベース)、ニューヨークのフリーミュージックトリオ、ペットボトルニンゲンと、山本精一(ギター)、そしてあの情念のフォーク歌手、友川カズキさん!!!!ん〜〜、たぶん友川カズキさん目当てだと(爆)。無事に券をもらいまた街へ。
細い路地にある仙川商店街を歩く。モード・オフを見つけ、安いトートバックがないかなと物色するも目ぼしいモノがない。少し歩いて横の道に入ると古本屋が。昔からある感じではなく、近年に出来た感じの店。CDもあったので物色。お初の店なので礼儀として久保田早紀『夢語り』を購入。400円也。

開場時間になり会場へ戻る。かなりの混雑。無事に入場して席を確保。本を読んでたら隣にヒカシューのギタリストの方がいらっしゃってちょっとビックリ。昨日ステージで見た方ですからね〜、ちょっと緊張しました(笑)。

画像最初はNY在住のトリオ、ペットボトルニンゲン。なんちゅ〜名前やとおっしゃる方も多いと思いますが(笑)、デイヴ・スキャンロン(ギター)、吉田野乃子(サックス)、デイブ・ミラー(ドラム)という編成。結成当初は吉田嬢はまだ10代だったそう(驚)。フリーというよりバカテク変拍子ロックな印象で、すんごいカッコ良かった♪フリーなパートでは吉田嬢のフリーキーなブロウが炸裂。まわりのお客さんは友川さん目当ての方が多かったのでしょうか、イマイチな感じの反応でしたがオイラはかなり気に入りました(お目当てでもあったので)。

次に坂本さんが出てきて山本精一さんの紹介。むか〜〜しからお名前は存じてるんですが、お顔を知らなくて(笑)。。。。ほんとにフツーなおじさんなんですが、ギターの音がまぁ凶暴というかなんというか。。。。。ノイズミュージックですな。呆気にとられてしまいました。あ、いや、素晴らしかったという意味で(笑)。山本さんはそれこそボアダムス、ROVO、羅針盤、想い出波止場。。。。といった様々なバンドに参加してる方ですが、実はどれも未聴だったもので。。。。今度聴いてみようっと。
1曲ソロをやってすぐ舞台袖に下がったんですが、結構早過ぎたらしく(笑)友川さんがまだ楽屋に戻ってないので慌てて坂本さんとまた登場。そこへ飄々とした雰囲気で友川さん登場!!うわ〜〜存在感凄い。秋田のふつーのオジサンって感じなんですが(失礼!!)、歌が始まると場の空気がフッと変わるのはさすがベテランだなぁ〜〜という感じ。飛鳥の覚醒剤ネタとか、政治への不満話とか、いや〜〜ベテランの方ってほんと話が面白いですねぇ(さだまさしさんとか)。長いキャリアは伊達じゃないんですね〜。
ちあきなおみに提供した『夜へ急ぐ人』も交えながら新曲も披露。最後はペットボトルニンゲンも再登場して全員で友川さんの曲をプレイ。友川さんは最後まで”ペットボトルさん”と言ってました(爆)。
セット終了後、アンコールに応えて友川さん一人登場。代表曲『生きてるって言ってみろ』を披露。個人的にも大変満足した2日間のフェスは終わりました。。。。。。。。。。

この世には、それこそ星の数の”音楽”があると思いますが、まだまだあなたの知らない、素晴らしい音楽ってあるんですよ、とこのイベントは教えてくれます。うん、来年も行くぞと心に誓ったのでした♪


ペットボトルニンゲン ’13年のライブ

http://www.youtube.com/watch?v=A5he4RFnuh4


友川カズキ『生きてるって言ってみろ』

http://www.youtube.com/watch?v=6njISdzp7J8


友川作品『夜へ急ぐ人』と歌う、ちあきなおみ

http://www.youtube.com/watch?v=zCBV9IcSxIk


友川さんを見てると、”これぞ日本人”だと思う。おいらが子供だったころ、周りにはこーゆーおじさんがたっくさんいた。もう”生粋の日本人”っていないのかなぁ。





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