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zoom RSS ドキュメンタリー三昧な一日♪  〜ポレポレ東中野:『小梅姐さん』 シアターN渋谷:『ロック誕生』

<<   作成日時 : 2008/11/21 23:20   >>

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わー、10月は更新できませんで失礼しました(汗)。
今流行りの(?)不景気の影響で6年弱務めた会社を去ることになり、年末はプーかとやきもきしてましたが、幸い間を空けずに次の仕事に就けまして。新しい職場なので気疲れの日々、書きたいネタはあれど、なかなか時間が作れなかったと。

ってなわけで久々の更新。行くゼッ!!!!


画像封切り映画に行くのは久々ですわ〜。単館上映のドキュメンタリー2本。中野のレコミンツにCD売りに行ったあと、お隣の東中野へ(この日は新宿の高架工事?か何かで中央線は全部各駅停車ですた/汗)。大正・昭和を唄一筋で生き抜いた芸者歌手、赤坂小梅の生涯を追った『小梅姐さん』を鑑賞。
寄席にハマって久しいわたくしですが、落語家さんに交じって登場する色物さんの中に、三味線を持って登場する粋なお姐さん方がいらっしゃいます。春風亭美由紀さんをはじめ、桧山うめ吉さん、柳家小菊さんなど。。。。。おかげでそっち方面の音にも興味を持ちまして、うめ吉さんの『明治・大正はやり唄』や、伝説の芸者歌手・市丸さんのベスト盤など(『三味線ブギウギ』は名曲!!)のCDを買ったりと、もうすっかりじじいな趣味になってます(笑)。

そんな時に知ったのがこのドキュメンタリー。こりゃ行かないとね〜ってな感じで。

小梅姐さん、がっしりしてますね〜(笑)。見た目のまんま、姐御肌の人だったそうで、周りには常に多くの人がいたそうです。福岡の炭鉱町に生まれ、16歳で芸者の世界に身を投じ、やがて芸者歌手・赤坂小梅として成功したという生涯。好きなことを仕事として貫けたなんて幸せだったんだろうなぁと思ったんですが、本人にしたらそうでもないのかなぁ。三味線や踊りなど芸の修行はもちろん大変だし、更にお座敷でお客さんの相手もしなきゃならんですからねぇ。イヤな客もいたでしょうに(笑)。『いろいろな経験を経たからこそでる”香り”は、今を生きる人からはもう出ないと思います』という、舟木一夫さんのコメントが印象的でした。肝っ玉母さんのような容姿ですが、艶やかな色気があるんですよね〜〜。劇中にも、ゲスト出演した映画からのシーンが出るんですが、いや〜〜存在感ありますわぁ。伴淳三郎さんや水ノ江滝子さんと写った写真やら、貴重な資料も多数登場。水ノ江滝子さんの若い頃の写真なんて初めて見ました。『オールスター家族対抗歌合戦』の審査員のおばあちゃんってなイメージしかありませんでしたから(古っ!/笑)。芸者歌手として成功してから、全国各地の埋もれた民謡を発掘するという活動もしてたそうで、小梅姐さんによって有名になった民謡がたくさんあるそうです。
取巻きにぽんぽんお金あげちゃう話にも驚嘆(笑)。再婚した際の義理の娘さんも登場したんですが、”誰にでも優しかったから、身内として、母としてしてもらったことは何もない”というコメントがまた深かった。。。。もちろん歌手・赤坂小梅としてちゃんと認めてるわけで、母というより、もう有名人なんだからとあきらめもあったんでしょうか。

画像’81年に芸能界引退後は、長年住んだ銀座から千葉・館山に移り住み、小さなステージのある小屋で民謡を唄い続けたそうです。小梅姐さんは戦時中に戦地の慰問にまわってたそうですが、その当時聴いた人たち、つまり生きて帰って来た人たちがここにやってきて小梅姐さんの唄を聴き、泣いていたなんてエピソードにはグッときました。戦時中に一緒に慰問にまわっていた菅原都々子さん(『月がとっても青いから』でしたっけ?)のコメントもまた良かった。

軍隊にお偉いさんが来て“歌の途中に3人の若者が途中退出すると思いますが、彼らはこれから出撃します。なのでその点はご了承ください”とおっしゃった。唄っていると、一番前の三人が立ち上がり後ろに振り返って敬礼。そして唄っている私にも敬礼をして、会場を出て行きました。まだ20歳そこそこの若者です。かれらは特攻隊の隊員でした。




これから死にに行く、その前に、故郷を思い出す民謡を聴く。。。。。なんともやるせない話です。

小梅姐さんは晩年、自分も病魔に侵されていながら、病院の慰問もしていたそうで。”私の唄を喜んでいる方がいる限り、私は唄い続ける”というスタンスを貫いた小梅姐さん、いやはや、あっぱれな人生でした!!!!

○『小梅姐さん』予告編

  http://jp.youtube.com/watch?v=jt-sqUYFDAw



画像続いて渋谷へ移動。ちょっと時間があったのでタワレコへ。欲しいCDありましたが我慢してシアターN渋谷へ。旧ユーロスペースがあった所です。劇場に着くと結構人がいてびっくり。ちょうどザ・フーのキース・ムーン在籍時の最後のライブ映像『ライブ・アット・キルバーン』の上映もしてるので、そのせいかななんて思ったんですが、いやいや、『ロック誕生』目当ての人もかなりいる模様。日本のニューロック、かなり注目されてるんでしょうか。いざ開場するとほぼ満員(驚)。パンフレットがない代わりに、”ガイドノート”という、映画の内容を紹介した紙を配ってました。

フィルム撮りではなく、デジタル撮り(?)だったので映画というよりTVドキュメンタリーのような印象。しょっぱなは内田裕也大先生(笑)。日比谷野音の客席でのインタビュー。’60年代終わりにヨーロッパ旅行に行った際、最後に訪れたロンドンで、当時のニューロックバンドの数々に衝撃を受け、世界に通用するロックバンドを作ってやる!!と意気揚々と帰国。メンツは当時全盛だった数々のGSから、コイツは!と思った面々をピックアップ。Voは日本のジャニスと言われた麻生レミ。スティールギター(カントリーやハワイアンでおなじみ)の小林勝彦は既に決めてたと。こうして結成したフラワーズですが(ちょうどこの頃の映画『コント55号・人類の大弱点』にフラワーズ出演シーンあり!!)、なんとこの二人に外国からお声がかかり脱退!!フラワーズ解散となります。このままではいかんと裕也サンはメンバー探しを再開、”なんだか面白いことをしていた”ジョー山中(Vo)と石間秀樹(G)をはじめ、上月ジュン(B)、和田ジョージ(Dr)というラインナップに落ち着き、フラワートラヴェリンバンド(以下FTB)始動!!ってなあたりまでを熱く語りマス。しかし裕也サン、濃いなぁ〜〜〜(笑)。近年はビジュアルも含めて、さらに濃くなってます。

ここで、既に某有名動画サイトでも出回っていた、FTBの当時の日比谷野音での8mm映像が登場。BGMは『Make Up』!!劇場の最新サウンドシステムで聴くのも、またおつですなぁ♪篠原信彦さんの弾くハモンドオルガンがサイコーだわ、コレ。ベースのジュンさんもえらいカッコいいし(タックスマンでも良いべース弾いてましたネ)。あ〜〜〜、この頃のFTB、生で見たかった!!

○日比谷野音のロックフェス&FTB。BGMは『SATORI Part2』

 http://jp.youtube.com/watch?v=EDBdMnkcx0E


続いて頭脳警察の『銃をとれ!』。映像はこれまた既出の三里塚幻野祭より。アコギとパーカッションのみ。個人的にはバンド形体になってからの2ndあたりの音が好きです。



そして御代ミッキー・カーチス登場!!ニューロック時代はヴァンガーズ〜サムライズってな名前でタイやら、ヨーロッパやらと放浪、途中ドイツでアルバムを録音したりしたものの、公園で寝る生活に嫌気がさして(爆)帰国したという、素晴らしいお方なのですゾ。当時のニューロックバンドたちと比べても、なんか違う音してますよ、ミッキー・カーチス&サムライって。ニューロック時代のことは忘れたと言っておられますが(笑)、時が来たらいろいろお話すると言ってました。聞きたいなぁ〜〜。今回はキャロルや外道を発掘&プロデュースした時の秘話を披露。しかし良い年の取り方してますね〜〜ミッキーさんは。



続いて、はっぴいえんどの秘蔵ライブ映像。BGMは『はいからはくち』ライブバージョン。いや〜〜、これがスタジオ盤と比べてかなりロックしててカッコ良くて!!名盤『風街ろまん』収録バージョンに準じた演奏なんですが、やっぱりシングル盤バージョンよりこっちの方が好きっス♪ライブでの音ってかなり荒々しくて良いですね、はっぴいえんど。しかし細野さん、大瀧さん、鈴木さん、松本さん、みんな若いっ!(当たり前)

○はっぴえんど『はいからはくち』ライブバージョン(’71?)カッチョええ!

 http://jp.youtube.com/watch?v=OYbjHtjJj3o


続いてイエローの『ゴーイング・アップ』。伝説のニューロックバンド、Mにいた垂水兄弟や、後にチャーとバンドを組むジョニー吉長さんがいたバンド。よほどのニューロック好きじゃないと知らないバンドだと思いますが、演奏上手いですねぇ〜。Voの方の髪型がアレですが(笑)、バンドのグルーヴといいましょうか、とにかく引き込まれました!!確かスタジオ盤とライブ盤を1枚づつしか出してないと思うんですが、そろそろ再発しませんかキングレコードさん?あたくしが高校生の時にCD屋で見かけた覚えがあるんですが、あの時買っておけば良かったなぁ〜〜(泣)。


○イエロー『国旗はためく下に』:泉谷しげる作品のカバー。ロンドンブーツが時代を感じさせます(笑)

 http://jp.youtube.com/watch?v=Ds-AJSm9AL0

続いて遠藤賢司さん。ロックだのフォークだの、ジャンル分けして聴くなんてばかばかしい等、熱く語っておりました。同感!!“ハードフォーク”と呼ばれているエンケンさんですが、ご本人は”ひとりハードロックバンド”のつもりでやっているそう。ハーモニカはオーケストラのつもりとも(驚!!)。素晴らしい!!これほど確固たる信念を持って音楽をやってるアーティストはそうそういないのでは?!


○’70年・中津川フォークジャンボリーより遠藤賢司:『夜汽車のブルース』

  http://jp.youtube.com/watch?v=zcu1o3ynyIg


続いて近田春夫さん。ロックはアングラな部分とコマーシャルな部分、両方がないとダメみたいなことをおっしゃってました。このバランスが一番危うくてハマってたのがニューロック時代のバンドたちだったのでしょう。でもこの時代って聴く側に、今の時代のリスナーのような柔軟な耳はなかったみたいで、演奏する側も大変だったんだろうなぁ。”ロックはこうじゃなきゃ!”みたいな信念を演奏する側・聴く側双方が持っていて、それがぶつかり合って。。。。。

画像そういう時代のあおりを食った大きな例がスーパーバンド、PYGでしょう(写真→)。スパイダースの井上堯之(G)、大野克夫(Key) 、テンプターズの萩原健一(Vo),大口ひろし(Dr)、タイガースの沢田研二(Vo)、岸部修三(現・岸部一徳/B)と。。。。。。どうです、豪華メンバーでしょ?!ショーケン&ジュリーのツインヴォーカルだけでもスゴイのに、演奏陣も実力派揃いという。あぁそれなのに、当時ロックフェスで彼らが出てくると石を投げられたという。。。。。超メジャーバンドのメンバーたちだからロックじゃないって?!芸能界のまわし者だって?!ちょっとちょっと!タイムマシンがあったらその現場へ行って”ちゃんと演奏を聴けコノヤロー!!”とあたくしは言いたい!!(怒)『花・太陽・雨』、『自由に歩いて愛して』等。。。。。名曲も多いのになぁ。

おっと、熱く語ってしまいましたが(汗)、PYGに関しては本作には登場しません(なんで〜〜?!)。せめて井上堯之さんあたりにでもインタビューで登場して欲しかったなぁ。これはかなりの落ち度ですゾ!!!!


画像あ、ちなみに近田さんの秘蔵映像は、自身が率いていたハルヲフォンの『ファンキーダッコNo.1』(’75)。黒人のハーフっぽい(?)お姉ちゃんのヴォーカルが迫力!!演奏も早すぎたディスコっス!!タイトルに偽りなし。まさにファンキー♪しかし厳密にいうとハルヲフォンって時期的にはニューロック時代じゃないような。ニューロック全盛期(’70年代初め)に近田さんは元ハプニングス・フォーのぺぺ吉弘さん(B)のヘンテコなバンド、羅生門や、元ビーバーズの平井正之さん(G)のバンド、エモーション(写真←後列右が近田さん!)といったバンドに在籍していたはず。その辺のお話を聴きたかった!!でもエモーションなんて音源も残ってないわけだし、そもそもご本人も記憶にないかもしれませんが(汗)。


続いて映像が登場するのはファー・イーストファミリーバンド。こりゃまた濃い(笑)。’75年頃の『地球空洞説』の演奏シーン。タイトルから想像できるとおり、プログレ系バンドでございます。シンセサイザーが目立つ目立つ。ちなみにシンセ担当は後に“喜多郎”として活躍する高橋正明さん。リーダーでVoの宮下フミオさんは、後年リラクゼーションミュージックの大家として成功します(既に故人)。プログレといっても、テクニックで押しまくるのではなく、あくまでも雰囲気重視系。聴き流せる感じとでもいいましょうか。しかし服装がヤマトタケル系の、ふるーーい日本人のイメージのファッションなんですが、なんか新興宗教みたいで(笑)。

このバンドも、厳密にはニューロック期のバンドではないんですよね。むしろこのバンドの前身であるファーラウトの方がバリバリニューロック時代のバンドだと思うのですが。ジョー山中をゲストに迎えた『日本人』(’73)ってなアルバムも作ってます。


○ファーイーストファミリーバンド『時代から』(’75):芝・増上寺でのライブより

  http://jp.youtube.com/watch?v=xejjO3JxpRk


続いて『ニューミュージックマガジン』の編集長・中村とうようさんのインタビュー。当時のミュージックシーンの目まぐるしい変化を体感できただなんて、ホントうらやましい!!当時の先鋭アーティストだったボブ・ディランとビートルズ。違うジャンルであるはずの彼らの音楽が互いに歩み寄って、フォークでもロックでもない、まったく新しい音が生まれる、それがニューミュージックだ、という海外メディアの文献を読んで、雑誌を創刊したという裏話も。”日本語ロック派vs英語ロック派”の論争話も(笑)。


続いて村八分の貴重な映像(8mmがソース?!)や、外道の加納秀人(Vo、G)のインタビューを経て登場するのが竹田和夫(G)率いるクリエイション。『ロンリーナイト』(’75)の演奏シーン。でもこれもニューロック期じゃないでしょうにぃ〜〜。前身のブルース・クリエイションの頃の方がハジケてた気がします。クリエイションになってからは、なんか逆に保守的というか、古臭くなっちゃってるんですよねぇ。演奏も上手過ぎて、実際フュージョンに近づいたりしてましたし。なので本作の演奏シーンもちょっと退屈してしまいました(汗)。現在の竹田和夫さんにブルースクリエイション時代のことを聞いた方がよかったのでは?!なんて考えも頭をよぎってしまいました。


そして次に森園勝敏さん登場!!和製ピンクフロイドと言われていた、四人囃子のVo&Gの方です。当時全盛だったシンガーソングライターが詞を重視していたのに対して、森園さんは”サウンドを聴いてくれ”というスタンスで曲作りをしていたそう。そんな森園さんが”面白い詞だなぁ”と着目し、曲として仕上げたのが『おまつり』になったという裏話を披露。当時の『おまつり』の演奏シーンが登場しますが、モノクロ写真を散りばめたプロモみたいな作り。でも途中にちゃんと動画が登場するんですが、いや〜〜〜カッコいい!音と映像がシンクロした時には鳥肌立ちましたヨ。岡井さんの、重心の低いドラムがぐんぐんバンドを引っ張って出すグルーヴがすんごい心地良いのです。いいバンドだなぁ、しかし。メジャーデビュー直前のライブ盤(全員19歳!)『’73四人囃子』は名盤です。ロック好きは絶対持つべきアルバムですっ!!!


○四人囃子 『おまつり』 (’75) 本作にも使われた映像です。この当時の完全版ライブ映像が見たい!

  http://jp.youtube.com/watch?v=VuoYsaypMIo


そして、本作を締めくくるのはやはり内田裕也さん(笑)。FTBの2ndアルバム、『SATORI』(’71)が話題になり、行く店行く店でかかっていて喜んだ話や、渡米してアトランティックレコードとシングル『SATORI PART2』の発売契約を結んだ時の話など、とても興味深かったです。オノ・ヨーコ率いるプラスティック・スーパー・オノ・バンドや、リタ・クーリッジ&クリス・クリストファーソンも参加した福島県郡山で行われたワンステップフェスティバルをはじめ、ジェフ・ベック、ニューヨーク・ドールズを呼んだワールドロックフェスティバル等の苦労話も。しかし日本のロックの生き証人ですな、裕也さんは。まだまだがんばっていただきたい!!!


エンドクレジットはジプシーブラッドの曲(曲名失念/汗)。これまたマニアックだなぁ〜〜。のちに井上堯之バンドのサイドギターとして名を馳せる速水清司(G)在籍のバンド。ニューロック期のバンドですが、音的にはゴリゴリのロックではなく、ゆる〜〜いレイドバック系です。



とりとめもなく、つらつらと書いてみました(汗)。不満も書いてしまいましたが、ニューロック好きな故、お許しいただけると幸いです。なんだかんだいって、”ニューロック”というテーマでドキュメンタリー映画を作ってくれたということだけで、ありがたいのです(感涙)。




ってなわけで、人生キーポンロッキン!!!で行きましょうっ!!(意味不明)

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