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zoom RSS 70年代B級映画魂全開! 〜タランティーノ最新作『デス・プルーフ』(’07)

<<   作成日時 : 2007/10/10 00:11   >>

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画像やっと涼しくなり秋らしくなってきた今日この頃、みなさま如何お過ごしでしょうか?こんなしっとりした季節ですが(?)、先日とてもエキサイティングな映画を見てまいりました。”映画オタク”、クエンティン・タランティーノ監督最新作『デス・プルーフ』でございます。

場所は渋谷のシネマGAGA!。この日は日中にシネマヴェーラ渋谷で川谷拓三さん演じる大久保清がスゴイ『戦後猟奇犯罪史』(’76)と、浜美枝さんの美貌が楽しめる難解な映画『砂の香り』(’68)を鑑賞(このレビューはまたそのうちに)。『デスプルーフ』はレイトショー上映なのでまだ時間があるってことでタワレコ、HMVとハシゴ。案の定気がついたらCDをたくさん小脇に抱えてました(笑)。

そして慌てて劇場へ。新しく出来た映画館だけあってキレイな作りです。先着特典ってことでポスターもらっちゃいました♪全席指定なので好きな場所を買えますヨ。連休中ってこともあるのでしょうか、ほぼ満席です(驚)。やはりタラちゃんの映画は”オシャレ”という認識があるのでしょうか?タラちゃんの趣味ってぜーーんぜんオシャレとは1万光年くらい離れた位置にあるモノなんだけどなぁ(笑)。

画像ストーリーは単純明快、キャピキャピな女の子軍団(死語)が特殊使用のストロング・マシンを運転する元スタントマンの変態殺人鬼(演じるはカート・ラッセル!!)にひたすら追いまくられるという、一応サイコ・ホラーと言えばいいのかしらん。こんな単純な話なんですが、これが不思議と退屈しなかったんですよねぇ。女の子たちが殺人鬼に追われるシーン以外はずーーーと女の子たちのくだらないダベリとお尻(笑)をただひたすら映してるだけなんですけどね(笑)。前半は殺人鬼の恐怖を描いてるんですが、後半は殺人鬼が襲った女の子たちがなぜかスタントマンというツワモノで(爆)、彼女達の大逆襲に遭うというコメディになってます。殺人鬼を演じたカート・ラッセル(写真←)、いい味だしてます。かつて『ニューヨーク1997』や『遊星からの物体X』といったB級映画に出まくっていたベテラン俳優です。決して2枚目ではないのですが、その”存在感”といったら。。。

画像後半、殺人鬼に逆襲するスーパー姐ちゃんグループの2人がスタントマンって設定なんですけど(黒人のトレイシー・トムズと金髪のゾーイ・ベル)、この会話が”昔のカー・アクション映画『バニシング・in 60』はサイコー!”とか”『バニシング・ポイント』に出てた70年型ダッチ・チャレンジャーを買いに来た”とかえらいカーキチな会話を展開(爆)。こんな女の子いないだろー。他にもピーター・フォンダが出てたニューシネマの傑作のひとつ『ダーティー・メリー・クレイジー・ラリー』なんかも会話に登場します。この辺の映画って自分が子供の頃よくTVでやってたんですよねぇ。最近あまりやりませんね。この頃の映画って技術的に未熟な部分が多いんですが(編集など)、”面白いモノを作ったるでぇ!”という意気込みはビンビン伝わってくる、愛すべき映画群なのです(意気込んで作っても必ず面白いとは限りませんが/笑)。

で、その金髪のゾーイ・ベルなんですが、かなりスゴイことしてます。カッチョいい!あんまキレイじゃないなぁと思ってたら(失礼!)彼女、なんと本物のスタントマンなんですね(『KILL BILL』でもユマ・サーマンのスタントを担当)。またクラッシュシーンをはじめ殺人鬼とのカーチェイスシーンも手に汗握る大迫力!!先に挙げた70年代の傑作カーアクション映画のいい所をうまく消化したタラちゃんの面目躍如!いや〜、あっけなく終わる痛快なラストシーンもサイコー!!場内は拍手に包まれましたヨ(笑)。
あ、そうそう、本作にはシドニーポワチエの娘さんであるタミーア・ポワチエ(お母さんは『冒険者たち』のジョアンナ・シムカス!!)や、『チャーリーズ・エンジェル』のシェリル・ラッドの娘さんであるジョーダン・ラッドが出てます(お母さんにソックリ)。 『ファイナル・デッド・コースター』や、『ダイ・ハード4.0』でブルース・ウィリスの娘役を演じていた今売り出し中のメアリー・エリザベス・ウィンステッドも、チアガールのコスプレで登場します(かわいー)。

画像元々この映画、70年代に”グラインドハウス”と呼ばれていたB級、C級アクションやポルノ映画上映館にかかるような映画を目指して作られた作品なんですネ。『デスペラード』や『スパイキッズ』を撮ったロバート・ロドリゲス監督のゾンビSFモノ『プラネットテラー』と同時上映で全米公開。批評家受けは良かったものの、興行的にはイマイチで結局『デス・プルーフ』と『プラネットテラー』と、別々に公開されることになってしまったらしいです(笑)。昔のB級映画のフィルムがボロボロだったのを真似て、わざと退色させたり、デジタルを使って傷つけたり。。。って本末転倒やんっ!!(爆)。

そうそう、使用されてる音楽がまたタラちゃんの趣味全開なんですヨ〜。オープニングがジャック・ニッチェの『ザ・ラスト・レース』(’65)。サーフ・ガレージな印象の曲。個人的にツボで、ゾクゾクしちゃうカッコ良さだったなぁ。レトロチックなロゴも良いっ♪このオープニング、ネットに落ちておりました(笑)。ちょっとチェックしてみてください。↓

↓『デス・プルーフ』オープニング。12チャンネルの『お昼のロードショー』枠を思い出すなぁ(笑)

http://jp.youtube.com/watch?v=4CVaHEDauAo&mode=related&search=

ジャック・ニッチェと言えば、『タクシー・ドライバー』(’76)の脚本家であるポール・シュレイダーが監督した『ハードコアの夜』(’79)の音楽を担当してるんですが、良い曲ばっかでずーーっと気になってるんですが。サントラ盤CD化してくれないかなぁ。。。。

その他、エンニオ・モリコーネをはじめ、ブライアン・デ・パルマの’81年のカルトな監督作『ミッドナイト・クロス』(名作!!)のサントラの曲を使ったり、まぁマニアックだなぁタラちゃん(笑)。この曲を作ったピノ・ドナッジオは、そりゃもうたくさんのサントラを担当した大ベテラン。わたくしはこの方が音楽を担当した映画『赤い影』(’73)のサントラが大好きで(もちろん映画も好き)、ちょくちょく聴いてしまいます。怖さと哀しさをうまくブレンドしたピアノの調べが素晴らしいのです。地味だけどドラマティック。常にどんよりした水の都ベニスの街並みを思い出してしまいます(『赤い影』の舞台がベニスなのです)。疲れた時などに聴くと、更に気分をどっぷりと沈ませてくれてサイコーです(笑)。

こりゃDVD出たら買わなきゃ(笑)。さーて、じゃもう1本のロバート・ロドリゲス監督作『プラネット・テラー』でも見に行くかっ!!(こちらはゾンビvs片足マシンガン女の戦いを描いたぶっ飛びSFだそうです/笑)。

あ、『デス・プルーフ』の名場面集がこれまたネットに落ちてました(笑)。ちょっとネタバレしてるトコもあるので、これから見に行こうと思ってる方は見ない方がいいです(見て来てから見ましょー/笑)。

http://jp.youtube.com/watch?v=A29LbXpcO0Y&mode=related&search=


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やっぱり70年代の名曲ですねぇ、「年下の男の子」 ...続きを見る
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2007/10/12 02:35

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