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何年振り?!地上波で志穂美悦子さんの『女必殺拳』が登場!!(嬉)
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作成日時 : 2006/09/27 01:06
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以前にも梶芽衣子さんの『野良猫ロック』シリーズ2作品を放送してくれた素敵なテレビ局、テレビ東京さんがまたまたやってくれます!!9/28(木)、この前と同じく木曜深夜2:30〜の”シネラバンバ”枠で、日本が誇る伝説の女性アクションスター志穂美悦子さんの代表作『女必殺拳』(’74)が放送されますっ!!スゴイことですよこれは。私の記憶が正しければ(料理の鉄人風)、ジャッキーチェンブームに無理やり便乗して放送した80年代初頭以来のTV放映なのでは?!
今の若い人たちはこの作品見たことない人が多いんでしょうか?まぁ主演の志穂美悦子さんは既にシンガーソングライターの長渕剛さんと結婚して引退しているため、彼女自体を知らない人の方が多いのか(汗)。。。。。
今でこそCGも発達し女優も手軽にアクションしやすい環境になってきてますが、30年以上前に体一つで凄まじい殺陣をこなしていた本格的元祖アクション女優、それが志穂美悦子さんなのです!!
志穂美さんは、”映画で本格的なアクションを演じられるエキスパートたち”を養成するために千葉真一さんが作ったJAC(ジャパンアクションクラブ)のメンバーで、’73年ごろから千葉さんの『ボディガード牙・必殺三角飛び』(早過ぎた空手映画!!)や子供番組『キカイダー01』等の助演で頭角を表し始めます。やがて’73年暮れのブルース・リー『燃えよドラゴン』の公開と共に巻き起こった空手映画ブームに東映が便乗(笑)。燃えドラでブルース・リーの妹役を演じていたアンジェラ・マオを招いて映画を撮る企画が持ち上がりますが、彼女が日本に来れなかった為にその企画は流れそうになります。そんな時に千葉真一さんが”そんならウチの悦子でどうでしょう?!”と熱く売り込んだかは知りませんが(笑)、このことで”日本発の本格アクション女優”が誕生するわけです。
さて、そーして出来た映画の方はというと、さすが”独身男をターゲットにしている”東映が作っただけあってヤクザ、ハダカ、血みどろと、女子供がドン引く要素が見事に3拍子揃ったモノになっております(苦笑)。
日本と香港のハーフである紅竜(志穂美悦子)は香港警察の要請で、行方不明になった香港警察の麻薬Gメンである兄、万青(宮内洋!)を探しに日本にやってくる。紅竜は、少林寺拳法の師である藤田(内田朝雄)のもとを訪ね、同門の響(千葉真一)、絵美(早川絵美)、響の友人であるしのぶ(大堀早苗)の助けを得て兄が監禁されている麻薬組織のアジトをつきとめる。しかし兄はシャブの実験台にされ既にボロボロになっており、組織の壊滅を紅竜に託し組織の放った殺し屋に襲われ絶命する。兄の仇、そして麻薬組織壊滅の為、紅竜は単身ボスの角崎(天津敏)のもとに向かう。。。。。。
といった単純明快なストーリー。志穂美悦子さん、綺麗ですがボーイッシュでスゴイ爽やか。サッパリした感じなので色っぽさよりカッコ良さの方が強いです。このちょっとアクのない主人公を引き立てる為に山口和彦監督は周りのキャラを濃くしちゃいます(笑)。紅竜の兄・万青を演じるのがあの宮内”仮面ライダーV3”洋(!)。いつ変身するかとドキドキしちゃいます(しないっつーの)。で、紅竜のサポートをする同門の響を演じるのが”師匠”である千葉真一(!!)。濃いなぁホントに。紅竜より断然強そうです、ってか実際強い。最後の立ち回りでは相手の腹から内臓引き出すし(ゲゲッ/汗)。ま、紅竜も張り合って敵の右腕キャラの首を180℃ひねっちゃいます(背広逆に着て血吐いてるだけですが/爆)。これってやっぱ笑いを狙ってやってるのかなぁ。。。。。
響と共に紅竜をサポートする絵美としのぶの女性陣もなかなかカッコいいです。絵美を演じているのは本作がデビューの早川絵美。この2年後に子供番組『ザ・カゲスター』で主人公と共に戦うベルスター役を演じてブレイクします(したのか?!)。ミニスカでアクションするのでパンツ丸見えだったのが子供心に衝撃でした(笑)。もともとアクション女優も視野にいれてたらしく、しっかりと演じてます。カッコいい!!湖城しのぶを演じているのはセクシーアクションドラマ『プレイガール』の後期メンバーだった大堀早苗。早川絵美があまり化粧っ気ない少女的キャラなのに対して、大堀早苗はあの時代らしいちょっと濃い目のメイクしてるんですがスゴイ色っぽくてこれまた良いのです。元々日劇ダンシングチーム出身で『プレイガール』メンバーだけあってアクションも軽くこなしてます。ちなみに彼女の技は劇中”琉球湖城流空手”とか紹介されてます(ホントにあるのか?!)。しかもしのぶの本職はバレエ教室の講師(爆)。
そうそう、この映画の魅力は、このように登場人物(というか格闘家)の技をいちいちテロップで紹介しちゃうとこなんです(←写真参照/笑)。この女性ムエタイ戦士7人衆をはじめ、モヒカン頭で上半身裸、黒タイツに盾をもった殺し屋は”ナントカ流吹き矢”とか、ダブルヌンチャク振り回しながら”キェーーーーッ!!”と雄叫びをあげて襲い掛かる殺し屋は”ナントカ流格闘術・スピンゲル”とか(スピンゲルってなんだよ/爆)。もうほとんどショッカーの怪人並みのキャラばかりです。ってかこの映画作ってるの東映だし、音楽も菊池俊輔さんだし。。。。。まるっきり仮面ライダーですネ(笑)。次々と登場する怪人をやっつける展開だもんなぁ、まさに。最後のボスとのバトルでは空中戦までしちゃいます。
どこまで本気で作ったのかは不明ですが(笑)、もう今じゃ2度と作れない”あの時代のパワー”がくっきりと焼き付けられた傑作であることには違いありません。
9/28(木) テレビ東京 深夜2:30〜4:05
さぁみなさま、この機会にぜひ録画してじっくりとご堪能ください!!
さて志穂美悦子さんの魅力はまだまだ語り足りませんっ!次回はこれ以後量産された”志穂美流アクションムービー” の数々をご紹介っ!(と久々に次回予告)
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