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zoom RSS 70年代クズ・カンフー映画がHIP HOPリミックス?!〜必殺?!ブレイキンカンフー(’03)

<<   作成日時 : 2006/05/08 00:06   >>

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時は’82年、わたくしが小学校高学年だった頃、我が家にビデオが来ました(しかも標準モードしか使えなかった機種/泣)。その当時土曜夜9時の『ゴールデン洋画劇場』で放送された1本の映画がわたくしの運命を変えました。その映画はジャッキー・チェンがブレイクした最初の作品『スネーキーモンキー蛇拳』(’78)でした。タイトルがヘンだったのでとりあえず予約録画したんですが(当時は夜9時には寝かされてたので)、いやー、もうカルチャーショックですよ。

”なんで腕振るだけで”ボワッ!”とか鳴るの?!”

”なんだかわからんけど、こんな”動き”見たことない!!”

と、ガキのハートを鷲掴みする要素満載の傑作だったわけで。一夜にしてジャッキーになりきった全国のガキが翌日の教室で”蛇拳”の使い手になったのは言うまでもありません(笑)。
そうです、この時に怒涛のカンフー映画ブームが来たわけですネ。この年、ジャッキーの『クレージーモンキー笑拳』、『拳精』、『少林寺木人拳』等の映画が数多くTV初登場して夜9時台から放送され、ますますブームは過熱していきます。
ブームになると当然玉石混合状態になりますよね。各局こぞって未公開のカンフー映画も放映されるようになるんですが、たくさん見ていくとさすがのガキも”ジャッキーの映画は面白いけど、12チャンネルで放送される未公開映画はなんかツマラン”と気付くわけです(笑)。12チャンは”素手で戦ってる映画ならいいだろ”ってな具合で志穂美悦子の『女必殺拳』といった東映の和製空手映画なんかを放映してて、期待して見たガキに”大人のエロ世界”を植えつけてました(独身の野郎向けに作ってる東映だから、たいていシャブ中の女の裸とか出てくる/苦笑)。
画像その”つまらない”12チャンでしか見られないクズ未公開カンフー映画。なんだかんだいっても”もう一回見たいなぁ”なんて思いもあるわけです。
そんなこんなですっかり大人になった現在、これらのクズカンフー映画と思わぬところから再会することになるとは!!タランティーノをはじめとするアメリカのオタクや(笑)、HIP HOPアーティストが”カンフー”を再評価しはじめるのです。

その中で個人的に凄いビックリしたのが、老舗HIP HOPレーベルであるトミーボーイが製作したという『KUNG FAUX』というTVシリーズ(そのDVDパッケージ→)。
実はわたくし、この作品の存在を全く知らなくて(汗)。スカパーのMUSIC−ON TVでも放送してたみたいです(加入してるのに、最近全然チェックしてなかったので知らなかった!)。





全10話のこのTVシリーズ、毎回1つの映画を題材にデタラメな吹き替えで物語をでっちあげおバカなストーリーに変えてます(笑)。いわゆるHIP HOP風なセリフまわしで

”YO!ワッツアップ!”

”そのイルなカンフーを俺に教えろってんだYO!”

ってなノータリンなセリフに、アメコミのような効果音が表示されるわ、画面に”パシリ君”とか”ブサイク”とか矢印入りで常に何か表示されてるわ、画面がいきなり分割されるわ(めまぐるしいけどカッコいいグラフィック編集ですヨ)・・・・・思わず笑っちゃいます。組み合う度に火花が合成されるのも素敵(笑)。”ボーナスステージ”なんて表示も出て、ゲームの影響もあるみたいですね。ん〜〜〜、こういうのって字で説明してもうまく伝わりませんねぇ(汗)・・・。
とりあえずオフィシャルサイトで短い動画が見られますのでご覧あれ♪少しはどんな雰囲気かわかるかと↓。


http://www.nowondvd.net/kungfaux/index.html



画像ちなみにこれらの元ネタはほとんど昔12チャンでやってるモノみたいですネ。
ブルース・リーのそっくりさんとしてその筋ではおなじみのホー・チョンドウ主演のC級カンフーが多いです(むかし見た記憶がある『風拳鬼手への道』もありました)。たいていヘンな顔した面々や、乞食(あ、ヤバイっすねこの表記/汗)の拳法マスターが出てきますねぇ。殺陣もヘナチョコで失笑モノですが(笑)、出てくる俳優はおなじみの顔ばかり。”ブルース・リーの妹”と言われたアンジェラ・マオやジュディ・リーといった有名どころから、”あ、ジャッキーの○○に出てたジジイだ!”なんて発見の連続で。そうそう、香港の俳優たちが黒塗りしてニューギニアの土人(あ、これもヤバイ表現/汗)に扮して蛇拳しちゃう怪作『ブルース・リー・イン・ニューギニア』を使用した回もありますねぇ。日本が誇るカンフーアクションスター、倉田保明さんとリー・フォアマン競演のタイでのロケ作品もありましたが、これにあの『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』に出てたタイ姉ちゃんが顔出してたのはビックリ。思わぬところでの再会でした(笑)。

しかしこれらの作品のカンフーアクション、はっきり言ってヌルいです(苦笑)。アジアの田舎で繰り返し上映されていたであろう、愛すべきクズ映画群といったところでしょうか。

しかし”これがカンフー映画かぁ”とは決めつけないで欲しい!!
”カンフー映画”とはこんなモノではないのです。こういう駄作がひしめく中に、紛れもない傑作カンフー映画もあるのです。では本物のカンフー映画とはどんなものなのでしょうか?!

それは次回紹介させていただきます!!(珍しく次回予告しちゃった/笑)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは! ご無沙汰スミマセンでした…
メールにちゃんとお返事してなくてごめんなさいね。
話したいこといっぱいすぎて書けずじまいでした。

ブレイキン・カンフー、M-ONだったと思うけど見ました。
チャイニーズアメリカンな感じのベターっとした美女がカワイカッタ♪
モンドとちょっと前のヒップホップってうまくシンクロするんですよね。
西尾三根子さんと会えてヨカッタですネー!!
プレイガールのなかでも知的で上品な存在でしたよね。
いつもラピュタとか行きたいと思ってるんですヨ。
なかなか時間とれないけど、懲りずにまた是非誘ってください!!
ニュー子
URL
2006/06/12 00:53
いえいえ、今はニュー子さんにとってとても大事な時!ひたすらファイトっすよ!!応援してマス♪

あら、M−ONでコレご覧になったことあるんですね!!自分M−ON加入してるのにここ数年チェック怠ってたので全然知らなかったんですよ(泣)
ここに出てくる女優さんって70年代の香港映画界では結構名の通った方たちなんですよ(笑)。みんな当たり前のようにアクションできるのが凄いデス。

おーー!ニュー子さん、西尾三枝子さん知ってるなんてさすがです♪そーそー、知的でしっかりしたお姉さんキャラでカッコいいです。お連れの方々と談笑してらしたのでお声はかけられなかったですが、もう生でお目にかかれただけで幸せってもんです(笑)

ラピュタ、現在は"昭和20〜30年の東京”を撮らえた映画特集をしてますヨ。先日、志村喬さん、岡田茉莉子さん出演の『男ありて』(’55)を見てきましたが、当時の井の頭線や人々の暮らしぶりが細かく描かれていて、しかも最後は泣けましたぁ(泣)
ふぁぶ
2006/06/12 23:51

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